たばりばりスタイル

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バリバリバリ⚡︎

株式会社を設立するためにやったことをまとめる

4 月から株式会社のペーペー代表取締役になりました。まだ一円も稼いでいない株式会社です。

2 年間個人事業主として働いてきて、法人化タイミングと言われる最低ラインをクリアしていそうだったので、会社を作りました。

今回は、株式会社を作る際にはやった手続きや届出、事前準備などを残します。

手続きや提出でやったこと

  • 公証役場
    • 定款の認証
  • 法務局
    • 法人登記の申請
    • 印鑑カードの交付申請 *1
    • 登記証明書の交付申請 *1
    • 印鑑証明書の交付申請 *1
  • 税務署
    • 法人設立届出
    • 必要書類提出 (青色申告申請 etc.)
  • 都税事務所 *2
    • 法人設立届出

今回、この辺を一貫してサポートしてくれる freee のサービス「freee会社設立」を使いました。手順を一つずつ紹介してくれ、必要情報を入力することで各種書類を作成してくれるのでかなり助かりました。

その他やったこと

  • ドメイン取得
  • 企業ホームページ作成
    • 静的ファイルを Web ホスティング、運用費をほぼ 0
    • Next.js (Static HTML Export) で自作 *3
  • 企業ロゴ作成
    • 自作 *3
  • 独自ドメインのメールアドレス用意
    • Google Workspace を利用、運用費は月 700 円くらい (1 ユーザ)

これからやること・やってること

  • 法人口座開設
  • 法人クレカ作成
  • 役員報酬決め
  • 顧問税理士探し

今後他にもやるべきことが出てくると思います。調べつつ頑張ります。

おわり

まだまだやることはありますが、一旦設立が完了し、代表取締役になることができました。まだ会社としては一円も稼いでいないので、個人契約を法人契約にシフトさせて、今後少しずつ稼ぎを増やせていけたらいいなと思います。

*1:後続作業の手続のため

*2:お住まいによって変わる

*3:外注すると高い

今年も確定申告が無事完了!フリーランスエンジニア2年生を雑に振り返る

2020/04 からフリーランスエンジニアとして働き始め、約 2 年が経過しました。
2年間フリーランスとして働いたので、改めて振り返りたいと思います。

去年のエントリはこちら

tabakazu.hateblo.jp

ここでのフリーランスエンジニアとは

企業には正社員として所属せず、個人事業主として企業と準委任契約を結び、エンジニアとしての時間給で働くエンジニアを指しています。 https://tabakazu.hateblo.jp/entry/2021/03/30/005632

引き続き同じような形態で働いています。
基本的には同時期で複数案件を契約するみたいなこともせず、一つの案件にフルコミットしています。

この 1 年どうやって仕事を取っていたか

今年は直営業で取ってきた案件にのみ参加していました。
詳しいやり方は下記にまとめています。

現案件は 2021/07 より参画していますが、この案件も直営業で取ってきています。

直営業には慣れてきましたが、エージェントがガンガン紹介してくれる Push 型の案件獲得ではなく、自分で営業先を探す Pull 型の案件獲得になるので、手間はかかるかなといった感じです。

フリーランスとしての働き方の感想

2年フリーランスをやって思いましたが、フリーランスは寂しいです。。
会社に属していないと、孤独に感じるシーンがかなりあります。

普段はチームを組む仲間みたいな感じでも、ふとした瞬間に "外部の人" という線引きがあるようには感じます。 上司・同僚がいない、社員限定イベントに参加できないなど、社員時代が良かったなと思うことがあります。

また、現場では「業務委託 = 即戦力」という認識が強いので、正社員時代より技術や知識面で期待される場面が多いため、プレッシャーもかかりやすいと思います。人によっては正社員時代の方が楽と思うかも。。

ただ単価の問題や、案件の切り替えが正社員と比べてやりやすい部分を考慮すると、僕にはフリーランスの方が向いているかなと思っています。

確定申告の感想

去年も経験し、2回目となると大きく敷居が下がった感じがしました。
特に確定申告の流れややることをの全体像がわかっているので、スムーズでした。

今年も freee 会計を使って確定申告をしましたが、電子申告周りも一度セットアップしていると楽々でした。 必要書類と日々の帳簿付けが揃っていれば、1時間もかからずに申告が完了すると思います。

特に、国民健康保険の納付額確認書や、ふるさと納税の寄附金控除に関する証明書などは請求しないとこないので、早めにやっておくと良いかもしれません。

今年からは Google ドキュメントに確定申告の作業メモを残すようにしました。
去年の自分が何に迷ったのか、後から追えると便利そうだからです。
今年は減価償却費(固定資産)を使った経費の計算も初めてやったので、その辺のメモも残しています。

僕はゆる〜く2月後半から準備を始めて、3月頭に申告を完了したので気付かなかったのですが、 確定申告終了日の数日前に e-tax の障害もあったのようなので、なるべく早めに済ませるのが吉だなと思いました。

今後について

この2年は企業に属さずにフリーランスとして働いてきましたが、今後は税金、責任や信用の部分を考慮して、法人成りしようと考えています。結局一人ですが、(自分の)会社には属する感じです。 おそらく直近の働き方自体は変わらないと思いますが、会社周りの経営業務で面倒なことが増えるんだろうなと思っています。いまは設立に向けて登記書類の準備をしていますが、すでに面倒です。。

この辺は進展があれば、また記事にして行こうかなと思います。

「起業時代」を読んだ

ちょうど法人化を考えていたところだったので読んでみた。

開業、会社設立のフローがすごく簡潔にまとまっていてわかりやすくてよかった。

例えば下記のようなことが難しい言葉があまり出ずにまとめられていた。

  • 開業/会社設立までの準備
  • 開業/会社設立したらやること
  • 開業/会社設立に必要書類の説明
  • 会社の形態は株式、合同のどちらがいいか

これ一冊あれば起業を控えている人の不明点を全て解決できるんじゃないかというレベルで、感動。

本の序盤は起業した人たちのインタビュー内容から始まるので、初見ではあぁこういう成功者インタビューをまとめた本でなんか思った感じと違うなぁと読み始めましたが、読み進めるとしっかりと知りたい情報が載ってる感じでした。

特に僕は法人化(会社設立)を考えているところだったので、その流れを図と簡潔な文で紹介されてるページは特に目から鱗だった。 実際の流れを一つずつ見ていくと、やることって思っていたよりとシンプルだなと気付きがあり、法人化への敷居が下がった気がしました。こういう本って他にもあったのかな??

現状のレビューなら満点。実際に手続きに入ってから話が違うじゃねぇかとかなければ今後も変わらなそう。

読んでよかった。開業や設立といった行政手続きは今後一部の内容が変わることがあっても、ベースとなる知識は変わらなそうなので、今後起業したい人は読んでおいて良いかなと思った。

満足です!以上。

最低限のPCセットアップ備忘録 2022/01

最近購入した MacBook で最低限の開発環境セットアップしたので、その方法を備忘録として残します。

環境設定

トラックパッド

  • [x] タップでクリック (1本指でタップ)

アクセシビリティ

メニューバー

日本語入力

開発環境

homebrew

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
$ eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)" # 必要あれば

開発ツール

# Google Chrome
$ brew install --cask google-chrome 

# iTerm2
$ brew install --cask iterm2

# Slack
$ brew install --cask slack

# VSCode
$ brew install --cask visual-studio-code

# Docker
$ brew install --cask docker

# CLI Tools
$ brew install fish fzf gh git git-secret jq peco tig tree

Git 周り

$ git config --global user.name 'xxxx xxxx'
$ git config --global user.email 'xxxx@example.com'
$ git secrets --register-aws --global

Fish 周り

  • デフォルトシェルに設定
$ which fish
/opt/homebrew/bin/fish

$ sudo vi /etc/shells
/opt/homebrew/bin/fish # 追加

$ chsh -s /opt/homebrew/bin/fish
  • プロンプト基本設定
# ~/.config/fish/config.fish

function fish_prompt
  set_color purple; echo -n (basename (pwd))
  set_color brblue; echo -n (git branch  2> /dev/null | grep -e '\* ' | sed 's/^..\(.*\)/ \1/')
  set_color brgreen; echo -n " \$ "
  set_color normal;
end

set fish_color_command brcyan
  • alias 設定
# ~/.config/fish/conf.d/alias.fish

alias g='git'
...
# ~/.config/fish/conf.d/env.fish

set -x EDITOR vim
...

2021年の振り返り。

今年も無事生き残れたので、振り返りを書いていきます。

2021 年の振り返り

どんなことをやっていたのか

1 ~ 6月 初直契約で HR テック系企業に参画し、Go 言語を経験

2020年12月末まで10ヵ月ほどお世話になったヘルステック系企業との契約が終了し、1月から新しい企業に参画しました。

新しい企業には、挑戦したかった Go 言語を扱っていて、Go 言語自体の経験がなくても参画できそうな企業を選びました。 ここではこれまでのエージェント経由の契約をやめ、直契約で企業に参画するようになりました。

この企業は全社的にレガシー環境の改善に取り組んでいて、PHPで書かれたコードをGo言語に移行したり、複雑化したDBのリファクタリングなどを主にしている企業でした。

僕はそういった改善に合わせて、アプリケーションコード修正や、データ移行のためのバッチ処理を書いたりしていました。ユーザ数も結構いるサービスで、データ移行では数百万件のレコードを対応したりとかなり精神がすり減った感じがしました。

この参画では、Go 言語がさわれたこと、実際の現場で DDD やクリーンアーキテクチャを意識したアプリケーション設計を経験できたことがすごくためになったと思います。

6 月 ~ ミドルベンチャーにチャレンジ

6 月からは現在もお世話になっているミドルベンチャー(ネクストメガベン)に参画を始めました。Rubyを中心に色々な言語が使われている環境で、引き続き直契約での参画です。

これまでの参画企業と比べて、若くてイケてる雰囲気があります。 同い年のテックリード、専門分野に特化した新卒入社、逆輸入の内定者インターン生、新卒や20代の方が優秀な方が多く、イケイケベンチャーはこんな感じかと毎日恐れています。

そんな環境の中に参画して半年くらいになりますが、僕の知識・技術不足が露呈していて、必死に食いついていこうとしているところです。

この企業ではエンジニア全員がソフトウェアエンジニアという分類になるらしく、フロントやサーバサイドなどを分けずに触れます。 しばらくサーバサイド以外の開発から離れていたので、楽しく感じています。

心理的安全性も高く、理不尽のいっさいない良い環境です。 12月は家族の都合で多く休みをとってしまいましたが、気を遣わないように配慮してくれたりと良い職場です。

プライベート

プライベートでは結婚したことが大きく環境に変化を与えました。

奥さんとは8年付き合った仲なので、気を使わず、仲良く過ごせています。 ただ、夫婦の時間を作るたび、生活習慣を合わせようとするたびに、プライベートで技術を触る時間が減っていくので寂しく感じる時間もあります。

夫婦になってから、今後の人生プランについて話すことも増えました。 お金のこと、子どものこと、住居のこと、健康のこと。

夫婦で共同貯金の目標金額を設定したり、今後のやりくりのための投資(つみたてNISAやiDeCo)を開始したり、引っ越しを考えたり、外食を控えて自炊を始めたり。。 自由だった未婚の頃と比べると少し縛られてる感覚もありますが、それも悪くないと思っています。

これまでは大事にしたい部分の大半がキャリア関係だったのが、いまは完全に家庭に向いています。

感想

2021 年は1年間フルで業務委託として仕事してきました。単価も駆け出しレベルから、個人事業主の一般的な単価になってきたと思います。

技術面ではGoにチャレンジしたりといい経験もできました。年間通してエージェントを使わずに企業と契約もできたので、事業主としてひとつレベルアップしたかなと思いました。

プログラマの仕事についても慣れてきて、仕事も途切れず、もし契約が切れても次の当てにできそうな案件もあり、しばらく仕事はありそうです。

来年もがんばっていき

個人開発をはじめようと思う(2)

先月から個人開発をはじめてます!

tabakazu.hateblo.jp

予定のない休日や疲れてない日の勤務後に 1~2 時間だけさわる感じで開発してます。

ひとまずユーザストーリーを Trello に書き出して、事前にイメージできそうな UI は Figma でデザインつくったり、簡易的な仕様書を Notion にまとめたりそれっぽく開発してます。

Trello でユーザストーリー・タスク管理

f:id:tabakazu:20211123163142p:plain

Figma でデザイン作成

f:id:tabakazu:20211123163117p:plain

Notion で仕様書作成

f:id:tabakazu:20211123162906p:plain

現状、アカウント登録周りや、タイムライン、ユーザページなどが完成していて、残る主要機能 (Twitter 連携付きの投稿 etc.) が終われば一旦リリースしてみようかなと思います。

利用者は SNS で繋がってる方に依頼する予定です。*1

実際にはじめてみて思いましたが、やっぱり個人開発は楽しいです。命名規則やコーディングルール、アプリケーション設計周りも自由にできて、こだわりをガンガンだせます。

ゆるーく続けれてるので、年内リリース目標で引き続き続けていきたいと思います〜

*1:趣味関連のサービスなので、Twitterの趣味垢で繋がってるフォロワーさんに依頼予定

個人開発をはじめようと思う

本業勤務後、週末を使った個人開発をはじめようと思う。

ここ数ヶ月、僕のプライベートの関心ごとは投資やフィットネスに向いていました。 IT 技術自体を嫌いになったわけじゃないが、それよりも興味のある分野が他にあった感じです。

これまで草を生やすのに必死だった GitHub から色がなくなり、個人 PC も数週間触らないなんてザラにありました。 一応端くれでも技術者として働く以上、この状況はまずいと思いながらも数ヶ月くらい経過していました。 日々日々これでいいのかという焦りが増していて、精神衛生上よくない感じでした。

そこで、個人サービスを開発してみようと思ったわけです。 楽しみつつ IT 技術をさわる習慣をつくれそうだからです。コードの検証やライブラリ作成より、ロマンがありますし。*1

幸い、ここ数ヶ月に関心のあったフィットネス関連で作ってみたいなと思うサービス案があったので、これにチャレンジしてみようと思います。

これまでなら採用技術は、未修得言語や流行りの FW・アーキテクチャで選定していたと思いますが、今回は敷居をさげるために直近よく触っている技術を選ぶことにします。

インフラ構築も頑張らなくていいように、極力 PaaS*2 のシンプルな構成だけで済むものにしようと思います。メール送信やバッチ処理も入れない予定です。

技術構成の基本は全てにおいて頑張らないことを前提に下記のようにしたいと思います。*3

  • ベースは Rails + Heroku の構成
  • 完全 SPA はしない (フロント頑張る画面だけ MPA)
  • 認証は SNS ログインだけを想定(DB認証、メール本人確認を省く)
  • テストのカバレッジを気にしない・TDD もしない
  • ドキュメント化はもっとしない
  • 各所の自動化は気が向けばやる

また、やる気によってアイディア->実装に時間がかかることも考えられるので、タスクを忘れないようにカンバンツールで管理したいと思います。 現状第一候補は Trello を考えています。次点で Zube、JIRA。

最初はひとりでスプリントを組もうとも思いましたが、チケット消化に追われる未来まで見れたのでひとまずやめました。

週 3~4 でさわることを目標に年内にリリースできるところまで行けたら良さそうだなと考えてます。 ゆるくやっていきます〜

以上です。

*1:当たれば収益も。。当たれば。。。

*2:第一候補は Heroku

*3:まずは続けるを目標にします